最近ひとなみにSNSなどというものを始めていて、時々投稿などもしてみる。すると拠点であるはずのホームページがおろそかになってきて、あまつさえ遅れ気味のこのフォト日記がますます遅れてしまう。 当ホームページはスマートフォンでも見られるように担当のMさんが作業をしてくれて、かろうじて時代に追いついている。そこでわがフォト日記も少し体裁を変えて、文章を少なくしようかと思う次第。 ●「ベリーの丘」にデッキを制作 今年正式にオープンした「ベリーの丘」には結構たくさんのお客さんがきてくれる。カフェから登った丘にあるのがクリの三兄弟で、樹齢100年の大木だ。その根元の木陰にデッキを作ることにした。傾斜があるので三段に分けたが、結構苦労した。一番下のデッキからは羊蹄山が見えて中々気持ちのいい場所だ。一段目と二段目の間には子供用のすべり台も作った。 ●竹鶴孝太郎氏来訪 ご存知ニッカウヰスキーの創設者竹鶴政孝氏のお孫さん、竹鶴孝太郎さんとは結構長いつきあいだ。氏がまだニッカに在籍してニューヨーク支店長だった頃には、かの地であれこれお世話になった。マンハッタン市街にBMWを疾走させつつ電話でレストランの予約をする氏の姿は大変カッコよかった。 その孝太郎さんは年に一度ほど故郷余市を訪ねられるが、その都度お会いすることになっている。今回は余市の旧竹鶴邸を見て回ったり、一緒にニセコの知り合いをたずねたりした。写真はニセコの某地でバーベキューに参加した時のもの、羊蹄山が霧から突如現れた一瞬であった。 ●石垣島、西表島訪問 9月の初旬に沖縄の石垣島と西表島を訪ねた。さしたる目的もない物見遊山で、車でぐるりと島を一周してきた。なるほど南の島だなあ、というぐらいの感想しかないが、カンムリワシとアカショウビンを見られたのが収穫だったかな。西表島のヤマネコは毎年かなりの数が車で殺されるらしく、心が痛む。剥製の顔はわが家のチリに似ていて、チリオモテヤマネコなんてふざけるけど、やっぱり野生は迫力がある。ボルネオのナイトツアーでボートから見たヤマネコの姿は凜々しくて見事だったなあ。 写真右上は市議会選挙のポスターで、下の名前を強調するのが楽しい。左下はなにやら見たことのある人物がいたので記念撮影。 ●OG訪問 ある日、ホテルドロームでスタッフとして働いてくれた女性たちが訪ねてきた。突然でびっくりしたけど、おお懐かしいなあ!氏名など詳しく覚えていたり失念したりだが、それぞれに記憶があって、そうかあれからもう10年も経ったのか、と感慨もひとしおである。皆さん独自に自分の人生を歩んでいるようで、大変結構なことである。訪ねてくれてありがとうみんな! ●秋の風景その1 本部の建物はもうすっかりツタにおおわれてしまったが、それが晩秋には深紅に染まる。それなりに見事だが、残念ながら2週間ほどで全部落葉してしまう。一瞬の風景、ということですね。 ●秋の風景その2 秋になって朝晩の気温が下がるとわがカルデラ村には霧が立ちこめる。アリス・ファームは高い所にあるので、この霧を上から眺めることになる。つまりは雲海で、村を囲む外輪山の向こうには羊蹄山が顔を出す。やがて山は雪で真っ白になっていく。 ●秋の風景その3 去年作った本部裏の池界隈はそれなりに落ち着いてきて、毎日その回りを歩く習慣になった。池の景色を眺めるために置いたベンチもなんとなく馴染んできて、ここから見る裏山の紅葉も嬉しい。 ●カメムシの季節なのである 「このムシやーねと君が言ったから10月10日はカメムシ記念日」ということになっていて(アリス・ファームでは)、その通り10月はカメムシの季節だ。最大の難敵はスコットカメムシなのだがこれは去年からぐっと数を減らし、その代わりにヨツボシカメムシが多くなっている。こういう変化はちょっと怖いけど、防戦はしやすい。写真はツノアオカメムシ♂で、光を浴びると中々ハンサムでおしゃれ。 ●もうすぐクリスマス
宇土仁木一家がよく遊びにくる。みんなでブドウの収穫をしてジュースを作ったり、新しいブランコに乗ったりして秋の日を一緒に遊ぶ。昔々、仁木が小さかった頃によくサンタクロース像を作ったが、今度は仁木が娘の仁菜にそれを教えている。いずれ仁菜が自分の子供にそれを教えるのだろうか。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2024
ご案内「藤門弘の北海道フォト日記」は夢枕獏さんのホームページ『蓬莱宮』にも転載されていますので、そちらもごらんください。 |