●8月30日(水)~9月12日(火)/京王百貨店新宿店
●9月5日(火)~11日(月)/そごう横浜店 ●9月6日(水)~11日(月)/伊勢丹立川店 ●9月13日(水)~26日(火)/東武百貨店宇都宮店 ●9月14日(木)~26日(火)/東武百貨店池袋店 ●9月20日(水)~26日(火)/小田急百貨店新宿店 ●9月20日(水)~10月2日(月)/松坂屋名古屋店 ●9月21日(木)~27日(水)/東急百貨店吉祥寺店 ●9月28日(木)~10月11日(水)/東武百貨店船橋店 ※催事期間内の催事会場・営業時間・休業日等の詳細は催事開催店舗にてご確認ください。 今年の北海道は春先から変な天気が続き、7月の暑さは尋常ではありませんでした。 この先どうなるのだろうと心配したのですが、8月に入ると急に平年並みになって、 まずまず平穏な毎日です。爽やかな木陰が嬉しい夏の北海道です。 6月に種を蒔いた芝生はすぐに芽を出し、ぐんぐん成長しました。緑がきれいです。 本部正面玄関に木の扉を作ったので建物へのアプローチがちょっと魅力的になりました。 「ベリーの丘」のカフェにパテオの工事をしました。テーブルやイスを置いて屋外のカフェスペースです。
今年の夏は最初、豪雨と猛暑で一体どうなってしまうのだろうと思ったが、その後は割合平穏で北海道らしい夏の日が続いている。気温が高くても木陰に入れば爽やかな風が吹き、夜になるとちょっと肌寒く感じたりする、まずまずの毎日だ。 春からずっと外で働いてすっかり日に焼けた。半ズボンが多いので足は傷と虫刺されですごいことになっているが、当面水着モデルの仕事は断ることにしているので問題ないでしょう。 ●マーガレット通りと自分の影に見入るランちゃん むやみと下品な広告をする関西方面の園芸ショップで、一袋99円にして1000粒入りのマーガレットの種を売っていた。これを100袋注文すると、忘れた頃に品物が届き、つまり10万粒の種が来たことになる。これを門柱から「四丁目交差点」までの約100メートルにばらまいたのは去年のことになる。するとどうでしょう、いかに99円とはいえそれなりに芽が出て花が咲き始め、中々によろしい景観が出現したのである。花の茎が長くて風ですぐ倒れるのが欠点だが、それでも毎朝夕の散歩に少し楽しみが増したのである。傾く夕日に長い影が伸びて、ランちゃんは少しメランコリック。 ●墓地のカエデに再々挑戦、今度こそ 去年かおととしのダイアリーに同じような写真があると思うが、あのカエデもまた枯れてしまったのである。札幌植木村で購入したハウチワカエデがテッポウムシ(カミキリの幼虫のことか)にやられて枯死し、植え直したカエデが今年の春にまた枯れた。それでもあきらめないぼくは再度カエデに挑戦することにした。場所的な事情からあまり大きくなる樹はだめなので、再び小型カエデだ。札幌で立ち寄った植木屋さんに「コハウチワカエデ」という樹があって、これを三代目に選んだ。「華雅造園」という素敵な名前の植木屋さんで、写真右から二人目が社長の藤本さんだ。もうひとつ、大きなサンシュウの樹を別な場所に植えてもらった。 ●ツリーハウスを建設中 春のまだ雪がある頃に仁木の長女仁菜とクリの木の上にツリーハウスを作る約束をした。初めてのことなのでどうやったらいいのか時々途方に暮れたが、ようやく形になってきた。当プロジェクトにはふたつ誇れることがあり、ひとつはほぼ100%自分一人で作ったということ、もうひとつはベースになるクリの木の偉大さがすべてをカバーする、ということだ。開拓初期、推定120年前に植えられたクリの三兄弟は大きく枝を伸ばしていて、樹影は大型の住宅にも匹敵する。工事はこの大樹の木陰で涼しげな風を浴びながらのもので、その気分のよさはいっそここに住みたくなるほどでありました。塗装をして建具を作ってもうすぐ完成。 ●「リバティー号」の試運転をやった 前のヨットは「リベルタ」と名づけて、これはもちろんスペイン語の「自由」だが、とても好きな名前だった。しかし、アルファベットで船名を書くとほとんどそのように読んでもらえなかった。そこで今度は英語の名前にした。そのリバティーの試運転に、ちょうど集合した有巣と仁木のふたりにつきあってもらった。余市のマリーナ(フィッシャリーナという妙な名前だけど)から出港して積丹半島沿いにクルーズ、美国の沖まで行った。ヨットに較べるとモーターボートは気楽なもので、エンジンさえしっかり管理しておけばあとは車の運転とあまり変わらない。ふたりにも船舶免許を取るように勧めたが、秋になったらみんなでヒラメやブリを釣りに行く予定だ。 ●「7月のお盆」に集合 お盆というのは8月の中頃の行事のはずだが、多忙な皆さんはそれぞれに予定がいっぱいで、集合できるのは7月の末ということになった。いや、そもそもお盆という風習そのものに縁がなく、知っているのは盆踊りぐらいなのだが、先祖の霊を迎え送る、というのは家族の行事としては貴重なものかも知れない。わが家でも年に一回この頃に集合して、庭の墓地をお参りしよう、そういうことになったのである。墓地の中心はぼくの母親の墓で、あとは犬たちの墓石がずらりと並んでいる。それぞれに生誕から逝去までの年号が刻んであるので、家族の歴史を思い出すよすがとなる。みんなで思い出話をするのであった。 ●姉妹農場「ホピヒルズ」 友人のオーストラリア人リアム・バートレーと共同で新会社を設立、村内にある観光牧場を購入した。前の名前が「ホピの丘」だったので、今度は「ホピヒルズ」ということにして六本木ヒルズに対抗することにした。一応はぼくが社長ということになっているが、実質的にはリアムの経営で、できるだけ協力するようにしている。写真上はぼくが使っていたジョンディアのトラクターとブロアーをリアムに譲った記念撮影、下は姉妹農場のアリス・ファームと「コロポックル村」が売店に売り場を作った時のもの。コロポックル村は古くからの友人赤木正友さんの会社だが、息子の陽介が引き継いでめきめき発展中だ。アスパラガスの大規模な栽培をしていて、従業員もたくさんで元気いっぱい。写真のぼくの隣が赤木陽介でその隣が奥さん、左右の端にリアムと奥さんの知子さんがいる。売り上げに貢献できるといいのだがさて。 ●さらば愛用のモノたち ミニマリストなんていう人たちがいて、とにかくモノを減らすことが偉いらしいけど、おそらくぼくはその対局にいると思う。使い勝手のいいモノを探し当てて、日常の定番にするまでにあれこれ沢山購入するし、そのほとんどが「外れ」として家のどこかに堆積している。都市的な住宅事情で言えば家中がモノであふれかえることになるが、そこは田舎のアドバンテージ、60坪の屋根裏倉庫にすべて放り込むことにしている。何代か後になって、子孫がそこでお宝を発掘することになるはずだ。がしかし、愛用品は使えば傷むのである。写真上はほぼ毎日履くブーツ、下は毎日かぶる帽子、どちらもオーストラリア製だ。偉大なる田舎、偉大なる農業国家オーストラリアで生まれた名品で、両方で1万円ちょうど。今夏、両者を右に並ぶ新品に交代した。 ●夏にはお客さんがたくさん
夏は人々が移動する季節で、北海道にもわが家にもあちこちからお客さんが多い。誠に申し訳ないのだが、面識のない方の突然の訪問はお断りすることにしていて、本部入口の門にそのように掲示している。それでも突入してくる勇敢な人もたまにいるが、そういう方はもうすぐオープンする「ベリーの丘」に行ってもらおう。旧知の友人知人は基本的には大歓迎、あらかじめ連絡があればそれなりに対応するようにしている。今年の夏も多くの友人たちが訪ねてくれたが、代表でみんね一家を紹介しよう。生まれた日に対面した友人の娘が立派に成長して母になり、大学の先生になった、という感動のヒストリーなのです。 |
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2月 2024
ご案内「藤門弘の北海道フォト日記」は夢枕獏さんのホームページ『蓬莱宮』にも転載されていますので、そちらもごらんください。 |