早いものであっというまに一年が終わり、また新しい年になってしまった。 いつものように深い雪の中のお正月である。 皆さま今年もどうかよろしくお願いいたします。 ●仁木一家がお墓参りにやってきた 去年の秋に仁木家のネコ、トラちゃんのお墓が完成した。ところが、北大の大学院博士課程に所属し、同時に北大病院に勤務する宇土仁木医師は超多忙で、中々お参りができない。11月の最後の日になってようやく休日ができたとのことで、急遽雪かきをして一家の墓参りが実現した。記念撮影をしようとしたらどうしてもランちゃんが正面をどかない。一緒に作ったギンちゃんの墓への思いがあるのだろうか。 ●台湾へ行ってきた 近頃家族の皆さんんがしきりに台湾に旅行に出かける。どうしてそんなに台湾がいいのよ、でもオレは行かないもんね、という態度を取ってきたのだが、くやしいけどちょっとだけ見物することにした。ずっと昔にトランジットで台北に寄って以来だ。もともと見る所がそれほどあるわけでもないから、台北と台南を少しぶらぶらして終わり。本当は南部にあるマダラチョウの越冬地を訪ねようと思っていたのだが、今年は蝶が全然いないとのことだった。どこでもこういう話ばかり。写真は台南の「赤嵌楼」と台北の孫文先生の銅像。ひとまず表敬訪問なのである。 ●台湾の街を歩く 旅行者のきままな足取りで、とことん無責任な気分で台湾の街を歩く。なにが登場しようがアハハと笑い、決して責任は負わない。「離婚が500元なら結婚はいくら?」とか「台湾味のコーヒーはどんなの?」とか、「バイクが多いねえ」とか「何売ってるんだこれ?」、とあくまで無邪気。薄味だけどなんでもおいしいからでまかせで注文する。いやはや、英語ができなくて倹約家の日本人に愛される国なのですな。ひとつだけ本気で感動したのは台南の路地裏で黙々とジョーロを作るおじさんの姿、こういうのには弱い。 ●クリスマスの集合であった 毎年のことだが、クリスマスの全員集合はスケジュール調整がむずかしい。宇土兄弟の仕事上やむをえないのだが、12月の中旬のクリスマスはちょっと、の気がする。とはいえ全員集合は夏以来なのでみんなでおいしいものを食べ、プレゼント交換などするのであった。写真は全員ダウンベストを着ているが、これはぼくのプレゼントで、強制的に着せられている。仁木はなぜか家庭用品に詳しくて、今年は自動モップかけ機というすごい品をくれた。 ●新年に再集合してみんなで遊んだ 12月のクリスマス会から少し間があって、今度は年が明けた1月の2日に再び集合することになった。仁木一家が2泊したので、普段は静かな家が大いににぎやかだった。ふたりのプリンセスはあつみママのおおらかな子育てでのびのび育っている。仁菜はプレゼントされたピアノに熱心にとり組んでいて、春からはいよいよ小学生だ。あきちゃんはいかにも次男次女的に率直で、走り回ってはどこかにぶつかっている。クリスマスの時は顔にすごいアザができたが、今回は無事だった。ふたりと一緒に冬のツリーハウスに上った。 ●ネコはコタツで丸く・・・ならない
冬になって外は真っ白だが、サンルームのふたり組は相変わらずの毎日だ。チリはもうすぐ満2歳、ペパは1歳を過ぎてますます巨体になっている。体重測定の結果、6.2キロと計測された。もともとそういう種類らしいので、ダイエットはしない。チリは最近計ってないが、およそ3.5キロぐらいで、なんとなく骨格がしっかりしてきたようにも見える。ふたりの間柄は相変わらず「同級生」ぐらいで、1日に2回ぐらい追跡ごっこやケンカごっこをやる。手が冷たくなったチリさんがストーブにあたっている。 |
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4月 2024
ご案内「藤門弘の北海道フォト日記」は夢枕獏さんのホームページ『蓬莱宮』にも転載されていますので、そちらもごらんください。 |