月ごとに更新するつもりのダイアリーなのですが、このところずっとサボっていて、隔月でようやく、という有様です。とりわけ冬の間は特に新しい二ユースもなくて、掲載するような写真が手元にない、というような事情もあるわけです。面目ない。 ともあれ、ようやく春がやってきて、新しいアルマナックの始まりです。今年もがんばっていきましょう。 ●新メンバーの到着! ギンちゃんがいなくなってランはひとりで寂しく暮らしてきた。ぼんやりランちゃんだけに余計に不憫に思われる。そこで大阪のブリーダーの國友さんに相談して、次の子犬をお願いすることにした。17年の11月に生まれた子犬の中から、元気なグレーの女の子をひとつ譲ってもらうことになった。できればギンと同じシルバーと思ったのだが、そう思うようにはならない。1月の下旬、今年一番寒かった日に彼女はやってきた。有巣の住む喜茂別でマイナス30℃だった日だ。名前はジンジャー、元気いっぱいで駆け回り、彼女中心に毎日が展開することになった。 ●おやつだよ全員集合! 夜の9時頃、もう少しするとみんな就寝の時間にサンルームがにぎやかになる。それぞれの日課から集合した2+2はおやつをもらうことになっている。主にネコたちのためなので、最近流行の「ちゅる」なる正体不明のペーストとか、「ペット用にぼし」とかがメニュだ。チリ・ペパ組のネコたちはもちろん、ランと新入りのジンジャーもこのおやつが大好きだ。それぞれおとなしく正座して順番を待つのである。 ただしチリだけは特別で、ちゅるに袋ごと噛みついて、すると日頃の人格が激変してなんだか急に凶暴になるのである。写真は袋にかじりつくチリをみんなで呆然と眺めているところである。きっとこのペーストにはネコを興奮させるなにか特殊な成分が混入されているに違いない。どうも危険な気がする。そんなこともあって、犬猫ともドライフードは全部「ソリッド・ゴールド」に変更したところだ。犬たちはこれに生の牛挽肉が加わる。 ●春の雪上散歩が始まる 3月も中旬になると雪が安定してきて、長靴でその上を歩けるようになる。前日の気温が低くて天気のいい日にはいつもの道路ではなくて、雪の上を散歩することにしている。本部裏には2ヘクタールほどの牧草地があるが、これが大きな雪原になる。少し上ると盆地の村やその向こうの羊蹄山が遠望できてとても見晴らしがいい。新入りのジンジャーは初めてこの雪原散歩に出て、もう嬉しくて仕方ない。右に左に夢中であたりを駆け回るのであった。犬は無邪気で楽しいなあ。 ●大惨事発生!
2月の下旬、機械倉庫が屋根の積雪で倒壊した。今年は雪が多くて除雪作業が大変だったのだが、専門の担当者もいるし、機械類もしっかりそろっているし、もちろん長年の経験もあるし、なんとなく油断していた。D型と呼ばれる屋根の中央部にあった積雪の重さに鉄骨が耐えきれず一気に倒壊してしまった。 中には当然機械類が格納されていたが、不幸中の幸いは昼間だったので、除雪に使う主要な機械が外にあったことだ。それでももちろん被害甚大で、がっかりしている。なにより恥ずかしいのは、この倉庫の倒壊は今回で2回目ということだ。急ぎ新しい倉庫を建てることにした。やれやれ。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2024
ご案内「藤門弘の北海道フォト日記」は夢枕獏さんのホームページ『蓬莱宮』にも転載されていますので、そちらもごらんください。 |